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新幹線で楽天モバイルは繋がらない?出張・旅行を快適にする最強の解決策

田原
サイト運営者:田原せいじ
2007年入社の楽天グループ社員(楽天モバイル所属)公式情報を突き合わせ、スマホ代で損をしないための最新情報を発信しています。 ⇒プロフ詳細

楽天モバイルを新幹線で使う際の通信対策を示すOGP画像。新幹線のトンネル区間では繋がりにくい場合があり、4G固定、機内モードリセット、事前ダウンロード、デュアルSIMが有効であることを表している。

最終更新日:2026年4月29日

結論から言うと、楽天モバイルは新幹線で「全く繋がらない」わけではなく、東海道新幹線の非トンネル区間ならテザリング込みで快適に使える一方、山陽・北陸・東北新幹線のトンネル密集区間では現状でも繋がりにくいのが正直なところです。

対策としては5GをOFFにして4G固定にする、コンテンツを事前ダウンロードする、デュアルSIMでサブ回線を併用する、の3つが効果的です。

この記事では以下のことがわかります。

  • 新幹線で楽天モバイルが繋がらない技術的な理由(ハンドオーバー・JMCIA共同整備の仕組み)
  • 路線別の正直な接続評価(東海道・山陽・東北・北陸・上越・九州)
  • 5GをOFFにする裏技と機内モードリセットなど即効性のある対処法
  • 新幹線車内Wi-Fiと楽天モバイルの併用ベストプラクティス
  • 出張族向けのデュアルSIM運用と料金最適化の考え方

「楽天モバイルは新幹線で繋がらない」は本当か|路線別の正直な実態

結論からの一言で済ませず、「どの路線で・どの区間が・どの程度」繋がらないのかを正確に把握しておくことが、出張・旅行の通信戦略を立てる第一歩です。

路線別・楽天モバイルの新幹線通信評価早見表

路線 非トンネル区間 トンネル区間 総合評価 こんな人におすすめ
東海道(東京〜新大阪) 頻繁に出張する首都圏〜関西圏の方
東北(東京〜仙台) 東京〜仙台間の出張・帰省の方
東北(仙台〜新青森) × サブ回線併用必須
山陽(新大阪〜博多) × × サブ回線併用が現実的
北陸(高崎〜敦賀) × 長野〜飯山間は要対策
上越(東京〜新潟) × 越後湯沢〜上毛高原間は要注意
九州(博多〜鹿児島中央) × 熊本〜鹿児島中央間は要対策

※評価は◎=快適 / ○=実用十分 / △=対策必要 / ×=繋がりにくい、の4段階。実際の体感は時間帯・混雑状況・座席位置でも変動します。

東海道新幹線(東京〜新大阪):実用十分なレベルまで改善

楽天モバイルが最も使える新幹線路線です。

東京〜名古屋間の非トンネル区間ではYouTubeの視聴も問題ないレベル

テザリングでPC作業を進めながらの出張が現実的に成立します。

ただし熱海〜新富士間のトンネル密集区間では速度が大幅に低下し、夜間帯の混雑時には1Mbps以下になるケースも報告されています。

山陽新幹線(新大阪〜博多):もっとも厳しい区間

正直に言うと、楽天モバイルの新幹線通信でもっとも課題が残るのが山陽新幹線です。

六甲トンネル・新関門トンネルなどの長大トンネルが連続するため、楽天モバイルでは「ほぼ全区間で実用厳しい」という評価も見られます。

広島〜博多間を頻繁に利用する方は、サブ回線としてahamoやpovoを持っておくのが現実的です。

東北・北陸・上越・九州新幹線:トンネル区間で要注意

東北新幹線は東京〜仙台間の平野部では概ね良好ですが、盛岡〜新青森間のトンネル多発エリアで圏外になりやすい。

北陸新幹線も2024年の敦賀延伸に伴い全トンネルで携帯電話対応が完了していますが、楽天モバイル単独での通信安定性はまだ課題が残ります。

地方の長大トンネル区間が共通の弱点です。

筆者所感|18年の現場視点で見る「繋がらない」の本質

筆者は楽天グループで約18年間通信事業に携わっていますが、「楽天モバイルは新幹線で繋がらない」という評判の9割は対策可能、1割は構造的な制約です。

後述する5GのOFF・機内モードリセット・コンテンツ事前ダウンロードといった対策で、トンネル区間以外の体感は劇的に改善します。

一方、長大トンネル内の楽天回線整備は新幹線特有の構造的課題で、後発キャリアが単独で短期解決できる領域ではありません。

乗り換え先で後悔しないための判断軸は楽天モバイルに乗り換えて後悔しないためのチェックリストもあわせて参考にしてください。

なぜ新幹線のトンネルで電波が途切れるのか|技術的な仕組みを解説

「繋がらない理由」を理解しておくと、対策の選択肢も広がります。

時速285kmの「ハンドオーバー」という戦い

新幹線車内でスマホが通信できているのは、沿線基地局を次々と乗り換える「ハンドオーバー」が成功しているから。

東海道新幹線の最高時速285km、東北新幹線の320kmという速度では、基地局Aから基地局Bに切り替わる数秒の間にバトン渡しが失敗すると、一瞬だけ圏外になります

大手3キャリアは30年以上かけて新幹線沿線に専用基地局を数km間隔で配置し、車内向けにビーム調整を最適化してきました。

楽天モバイルは2020年サービス開始でまだ6年。沿線基地局の密度では一部区間で大手3社に及んでいないのが実情です。

トンネル対策の「吹き込み方式」と「光中継方式」

新幹線トンネル内で携帯が使えるのは、JMCIA(移動通信基盤整備協会)と各キャリアの共同整備のおかげ。対策方式は2種類あります。

  • 吹き込み方式:トンネル入口から内部に向けて電波を発射。数百メートル以内のトンネルに有効
  • 光中継方式:トンネル内に光ケーブルを敷設し、一定間隔の子機から電波発射。長大トンネルに必要

長大トンネル(六甲16km・飯山22kmなど)の光中継方式は設置費用が極めて高く、複数キャリアの共同整備で進められます。

後発の楽天モバイルが自社単独でトンネル整備を進めるのは制度上・費用面で難しく、共同整備の対応周波数枠に楽天のBand 3が含まれない区間が残っているのが「他社は繋がるのに楽天は圏外」の技術的背景です。

楽天モバイルを新幹線で使う際の通信対策をまとめた図解。東海道新幹線は実用的だが、山陽・北陸・東北などの長大トンネル区間では繋がりにくい場合があり、5G OFF、機内モードリセット、事前ダウンロード、車内Wi-Fi、デュアルSIM併用が有効であることを説明している。

新幹線で楽天モバイルを快適に使う5つの対策

「繋がらない」の9割は、対策で改善可能です。実用性の高い5つの対策を順番に紹介します。

対策1:5G設定をOFFにして4G固定にする

これがもっとも効果が大きく、かつ即実行できる裏技。新幹線のような高速移動環境では、5Gと4Gのアンテナ切替タイミングで通信が途切れることがあります。

5GエリアはまだまばらでON/OFFを繰り返すと、そのたびにハンドオーバーが発生して接続が不安定になります。

iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「音声通話とデータ」で「LTE」を選択。

4Gエリアは5Gを完全に内包しているため、エリアが狭くなることはなくデメリットなしです。

Apple公式の5G設定ガイドにも各オプションの詳細が記載されています。

テザリング設定の詳細はテザリング無制限活用ガイドもあわせて読んでおくと、PC作業の通信戦略が立てやすくなります。

対策2:機内モードのオン・オフでハンドオーバー失敗をリセット

トンネル通過後に接続が戻らないとき、もっとも手軽で効果的な対処法が機内モードリセット。

機内モードを一度オンにして数秒待ってからオフに戻すと、端末が電波を再探索して空いている基地局に再接続されます。

対策3:動画・音楽・地図は乗車前に事前ダウンロード

長距離移動なら、コンテンツの事前ダウンロードが鉄板。Netflix・Amazon Prime Video・YouTube Premium・Spotify・Apple Musicはオフライン再生対応です。Googleマップも目的地周辺をオフラインダウンロードしておけば、トンネル内でもルート検索可能。

「動かしたい情報」を事前にスマホに溜めておくだけで、トンネル区間のストレスが激減します。

対策4:新幹線車内Wi-Fiと楽天モバイルの切り替え運用

新幹線車内のフリーWi-Fi(Shinkansen Free Wi-Fi)と楽天モバイルを切り替えて使うのも有効。

ただし車内Wi-Fiも携帯回線をバックホール(中継)に使っているため、トンネル内では同じく遅くなるのが実情です。

非トンネル区間ではテザリングのほうが速いケースも多いので、状況に応じて使い分けるのが正解です。

対策5:デュアルSIMでメイン+サブの2回線運用

頻繁に新幹線を使う出張族の本命対策が、デュアルSIM運用。楽天モバイル(無制限)+ahamo(30GB)の2回線で月額約4,048円

普段は楽天モバイル、新幹線移動中だけahamoに切り替えれば、大手キャリア1回線(月7,000円超)より安くストレスフリーの通信環境が完成します。

詳細は楽天モバイルとahamoのデュアルSIM運用ガイドで具体的な設定手順を解説しています。

新幹線車内Wi-Fiの上手な活用法|楽天モバイルとの併用ベストプラクティス

東海道・山陽・東北など主要新幹線では車内フリーWi-Fiが提供されています。

仕組みと使いこなしを押さえておくと、通信トラブル時の選択肢が広がります。

新幹線Wi-Fiの仕組みと制約

車内Wi-Fiは、車両屋根のアンテナで沿線の携帯電波を受信し、車内に再配信する仕組み。

車外の携帯電波が弱い区間ではWi-Fi自体も繋がらないのが本質的な制約です。1回30分または3時間の利用制限がある路線もあるため、長距離移動では再認証が必要になります。

楽天モバイル+車内Wi-Fiの併用のコツ

非トンネル区間は楽天モバイル、トンネル区間や接続不安定時は車内Wi-Fiに切り替える、という運用が現実的。

iPhone・Androidとも、Wi-FiをONにしておくと自動接続候補に車内Wi-Fiが入るので、手動切替の手間も最小限です。

新幹線Wi-Fiが繋がらない時の詳しい切り分けはテザリングでZoom会議を無制限に使う方法でも応用ノウハウを紹介しています。

新幹線で困らないキャリア選びの考え方|楽天モバイル単独 vs デュアルSIM

新幹線通信を踏まえたキャリア選びを、コスト面と利便性で整理します。

料金とリスクの比較

選択肢 月額料金 新幹線での使い勝手 こんな人におすすめ
楽天モバイル単独(無制限) 3,278円 東海道◎・他は△ 新幹線利用が年数回程度
楽天モバイル+ahamo 約4,048円 全路線安定 月1回以上新幹線を使う出張族
大手キャリア無制限 7,000円台 全路線快適 通信品質を最優先する方

※楽天モバイル+ahamoは楽天3GB枠+ahamo30GBの想定。実際の料金は契約条件で変動します。

「年に数回のトンネル」のために月4,000円を払い続けるか?

大手キャリアと楽天モバイルの年間差額は約4万5,000円。

これは東京〜大阪の新幹線指定席3回分に相当します。新幹線のトンネル区間で繋がらないのを避けるためだけに、年間約3往復分の追加料金を払い続けるのは合理的か?という視点も持っておくとよいでしょう。

事前ダウンロードと5G OFFで対策できる部分は対策し、それでも厳しい場合だけサブ回線を足す段階的な判断が現実的です。

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具体的な手順や注意点は楽天モバイル従業員紹介キャンペーンの解説ページにまとめていますので、申し込み前にあわせて確認しておくと損がありません。

MNP乗換の14,000ポイントだけで、東京〜大阪の新幹線自由席片道分(約13,870円)に相当する金額が戻ってきます。

出張族こそデュアルSIMが現実解

通信業界で働く立場から率直に言うと、新幹線で頻繁に移動する出張族は「楽天モバイル単独で全部解決」を目指さず、デュアルSIMで割り切るのが結果的に満足度が高くなります。

楽天モバイル(メイン)+ahamo/povo(新幹線対応サブ)という2枚刺しは、コスパとつながりやすさの最適解。

サブ回線の小さく試す入り口はサブ回線として楽天モバイルを使うコツで詳しく解説しています。

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よくある疑問(楽天モバイルと新幹線について本当に悩む7つの質問)

東海道新幹線で楽天モバイルのテザリングは実用レベルで使えますか?

東京〜名古屋間の非トンネル区間ではテザリング込みでPC作業が成立するレベル。Web会議は途切れる可能性があるため、重要な打ち合わせは事前にスケジュール調整するのが安全です。
熱海〜新富士間のトンネル密集区間では速度が大幅に低下するため、大容量ファイルのアップロードや動画ストリーミングは事前ダウンロード対応にしておくのが鉄則です。名古屋〜新大阪間は比較的安定しています。

山陽新幹線で楽天モバイルは本当に使えませんか?

「ほぼ使えない」という厳しい評価があるのは事実です。トンネル区間の比率が非常に高く、非トンネル区間でも速度低下が頻発するとの報告が多数あります。
広島〜博多間を頻繁に利用する方は、サブ回線としてahamoやpovoを持っておくのが現実的な対策です。
一方、新大阪〜岡山間など瀬戸内沿いの区間では実用十分のケースもあるため、利用区間で判断するのが大事です。

新幹線車内のフリーWi-Fiと楽天モバイル、どちらが速いですか?

一概には言えませんが、車内Wi-Fiも携帯回線をバックホールに使っているため、トンネル区間ではどちらも遅くなるのが実情です。
非トンネル区間では楽天モバイルのテザリングのほうが速いケースが多く、両方をWi-Fi一覧で切り替えて使うのがベストな運用法です。
Wi-Fiの利用回数制限(30分や3時間)にも注意しておくと、長距離移動でストレスが減ります。

新幹線で楽天モバイルの電波が途切れたとき、すぐ復帰させる方法はありますか?

機内モードを一度オンにしてからオフに戻す「機内モードリセット」が最速の対処法です。トンネル通過後に接続が戻らないときに有効で、端末が電波を再探索して空いている基地局に再接続されます。
それでも改善しない場合は、5G設定をOFFにして4G固定にすると安定する場合があります。

5GをOFFにすると新幹線での接続は本当に改善しますか?

改善するケースが多いです。
5Gと4Gの頻繁な切り替えが瞬断の原因になるため、4G固定にすると接続が安定します。
4Gエリアは5Gを完全に内包しているため、この設定で使えるエリアが狭くなることはありません。
デメリットなしの「裏技」なので、新幹線移動前にONにしておくのがおすすめです。

楽天モバイルで新幹線に乗る前にやっておくべき準備は?

4つの事前準備で、トンネル区間のストレスは激減します。動画・音楽はあらかじめダウンロード、メールの下書きはオフラインで作成、Googleマップは目的地周辺のオフラインデータを保存、端末の5G設定をOFFにしておく、の4点です。
とくに長距離出張では、コンテンツの事前ダウンロードが満足度を大きく左右します。家族で利用する場合の通信費見直しは家族のスマホ料金見直しガイドもあわせて参考にしてください。

将来的に新幹線トンネルでの楽天モバイルの電波は改善されますか?

可能性は十分にあります。
JMCIAの共同整備が進めば、楽天モバイルのBand 3もトンネル内でカバーされる見込みです。
また楽天モバイルは2026年にネットワーク強化に2,000億円超を投資すると発表しており、沿線基地局の拡充も継続中です。
プラチナバンド(700MHz帯)の整備も2024年から始まり、屋内・トンネル系の弱点が継続的に改善されています。
「今の弱点」が「永遠の弱点」とは限らないのがインフラ整備の特徴です。

まとめ:新幹線で楽天モバイルを快適に使うための次のステップ

楽天モバイルは新幹線で「全く使えない」わけではなく、東海道新幹線の非トンネル区間なら実用十分、山陽・北陸・東北など長大トンネル路線では対策が必要、という路線別の使い分けが正解です。

5G OFF・機内モードリセット・事前ダウンロードの3つの対策で、対策可能な9割の課題は解消できます。

残る1割の構造的課題は、デュアルSIMでサブ回線を持つことで補完するのが現実的です。

次にとるべきアクションは2つ。1つ目は今すぐスマホの設定を「LTE固定」に変更すること(次回の新幹線移動前にぜひ試してください)。

2つ目は申し込み前なら、必ず従業員紹介キャンペーンのエントリーを済ませて最大14,000ポイントの還元を確保することです。

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