【元ユーザー告白】3年前に楽天モバイルを解約した私が、再契約して劇的な電波改善に感動した話

あれは忘れもしない、3年前のこと。

鳴り物入りで登場した楽天モバイルに、私は大きな期待を寄せていました。

しかし、その期待はすぐに絶望へと変わりました。

通勤中の地下鉄はほぼ圏外。

オフィスビルの高層階ではアンテナが消え、打ち合わせ中に着信を逃すこともしばしば。

極めつけは、自宅の寝室でさえ電波が1本立つか立たないかという有り様でした。

半年ほど耐えましたが、通信インフラとして致命的な「繋がらない」という現実に耐えきれず、私は楽天モバイルを解約しました。

「もう二度と使うものか」と、固く心に誓って。

それから3年。

大手キャリアの相次ぐ料金改定や、格安キャリアのサービス縮小の波を受け、私のスマホ代はジワジワと上昇していました。

そんな時、ふと脳裏をよぎったのが、あの楽天モバイルでした。

「電波が劇的に改善した」という噂を半信半疑に思いつつも、料金の魅力には抗いがたい。

そして、私は藁にもすがる思いで再契約を決意しました。

この記事は、かつて楽天モバイルに絶望し、一度は見限った私が、再契約して体験した「驚きの真実」を余すところなくお伝えする、偽らざる告白録です。

数字が証明する楽天モバイルの「劇的な進化」
「でも、本当にあの頃のトラウマは解消されたの？」
なぜ「あの頃」は繋がらず、なぜ「今」は繋がるのか
過去の電波問題は「インフラの未熟さ」が原因。しかし、それはもう過去の話
出戻りユーザーが実感！「あの頃」と「今」の劇的ビフォーアフター
おトクな従業員紹介キャンペーン
過去のイメージは捨ててOK。最もお得に「再挑戦」する方法
まとめ

数字が証明する楽天モバイルの「劇的な進化」

まず、私の主観的な体験談をお話しする前に、客観的なデータ、つまり「事実」からご覧いただきましょう。

私が解約した3年前と現在で、楽天モバイルの通信インフラがどれほど進化したのか。その答えは、基地局の数に明確に表れています。

屋外基地局数
サービス開始当初の2020年頃、数千局程度だった基地局は、その後急ピッチで建設が進み、現在では6万局をはるかに超える数にまで増大しています。
4G人口カバー率
これに伴い、4G回線の人口カバー率は、かつて80%台だったものが、今や99.9%に到達。これはドコモ、au、ソフトバンクといった大手3キャリアと肩を並べる数字です。
プラチナバンド獲得
そして最も大きな変化が、2023年10月に総務省から認定された「プラチナバンド（700MHz帯）」の獲得です。この周波数帯は、ビルや地下街など、障害物に回り込んで電波が届きやすい特性を持っており、これまで弱点とされてきた屋内での接続性を飛躍的に向上させる切り札となります。

これらの数字は、私が体験した「繋がらない楽天モバイル」が、もはや過去のものであることを雄弁に物語っています。

「でも、本当にあの頃のトラウマは解消されたの？」

「数字の上では改善したのはわかった。でも、実際の使用感はどうなんだ？」

きっと、かつての私と同じように楽天モバイルを解約したあなたなら、そう思うはずです。私たちの脳裏には、あの頃の苦い記憶がトラウマのようにこびりついています。

「昔、圏外だった通勤中の地下鉄や、オフィスの奥まった会議室で、本当にアンテナが立つようになったの？」
「パートナー回線（au回線）は、昔みたいに月5GBの上限があって、それを超えたら使い物にならなくなるんじゃないの？」
「一度解約した人間でも、またお得なキャンペーンを使って再契約できるものなの？」
「結局、大事な場面で『繋がらない』ってことになるのが怖い…」

これらの疑問は、過去に真剣に楽天モバイルと向き合ったからこそ生まれる、もっともな懸念です。

この章では、なぜ私たちが「繋がらない」地獄を経験したのか、その原因と、それが現在どのように解決されたのかを徹底的に解説します。

なぜ「あの頃」は繋がらず、なぜ「今」は繋がるのか

私たちが経験した電波問題には、明確な理由がありました。

そして、その理由が一つひとつ潰されていったからこそ、劇的な電波改善が実現したのです。

【原因1】圧倒的な自社基地局の不足（3年前）

サービス開始当初の楽天モバイルは、自社で設置した基地局の数が絶対的に不足していました。

これが「繋がらない」最大の原因です。

面的なエリアカバーができておらず、基地局から少し離れただけで電波が途切れる、まさに「点と線」でしかエリアを構築できていない状態でした。

【解決策1】爆発的な基地局増設と「最強プラン」（現在）

前述の通り、基地局は6万局以上にまで増設され、人口カバー率は99.9%に到達。

これにより、日常生活圏のほとんどが自社回線でカバーされるようになりました。

さらに決定打となったのが「Rakuten最強プラン」の開始です。

これにより、これまで弱点を補完する位置づけだったパートナー回線（au回線）が、データ容量無制限で利用可能になりました。

もはやau回線エリアか楽天回線エリアかを意識する必要はなく、日本全国がシームレスなデータ使い放題エリアへと進化したのです。

あの忌まわしき「パートナー回線5GB制限」は、完全に過去の悪夢となりました。

【原因2】屋内や地下に弱い「周波数帯」の限界（3年前）

楽天モバイルが当初使用していた周波数帯（1.7GHz帯）は、高速通信に適している一方で、ビルや壁などの障害物に弱く、屋内や地下深くまで電波が届きにくいという弱点を抱えていました。

これが、ビル内や地下鉄で圏外になりやすかった大きな理由です。

【解決策2】待望の「プラチナバンド」運用開始（現在）

この長年の弱点を根本から解決するのが、前述した「プラチナバンド」です。

障害物を回り込んで浸透しやすい特性を持つこの周波数帯の運用が順次開始されたことで、これまで電波が届きにくかった場所での接続性が飛躍的に向上しています。まさに、電波改善の最後のピースが埋まったと言えるでしょう。

過去の電波問題は「インフラの未熟さ」が原因。しかし、それはもう過去の話

ここまでを整理すると、結論は非常にシンプルです。

つまり、3年前に私たちが経験した楽天モバイルの電波問題の根本原因は、「自社基地局の未整備」と「限定的で制限付きのパートナー回線」、そして「プラチナバンドの不在」という、サービス黎明期の『インフラの未熟さ』にあったのです。

しかし、その問題は、楽天の凄まじい投資と努力によって、今や完全に克服されました。私たちが知っている楽天モバイルは、もはや存在しないのです。

今の楽天モバイルは、当時とは全くの別物、大手3キャリアに比肩する通信インフラを持つ、まったく新しいキャリアへと生まれ変わっています。

出戻りユーザーが実感！「あの頃」と「今」の劇的ビフォーアフター

理屈はわかりました。では、実際の使用感はどうなのか。ここからは、私自身が再契約して肌で感じた「劇的な電波改善」の体験談をお話しします。

【Before】地下鉄
駅に停車中しか繋がらない。走行中はほぼ圏外でSNSの読み込みも不可。
【After】主要な路線（東京メトロ・都営地下鉄）の走行中でも、動画が途切れることなく視聴可能に。ニュースサイトの閲覧やメッセージの送受信も全く問題ありません。
【Before】オフィスビル
窓際でないとアンテナが立たない。ビルの中心部にある会議室やエレベーターは完全に圏外。
【After】
10階以上の高層階でも安定して4Gを掴む。以前は圏外だった奥まった会議室でもテザリングでPC作業ができ、エレベーター内でもアンテナが立つようになりました。
【Before】自宅
リビングは問題ないが、鉄筋コンクリートの奥まった寝室では圏外になり、Wi-Fiが必須だった。
【After】
寝室でも安定してアンテナが3〜4本立つように。Wi-Fiがなくても高音質で音楽ストリーミングを楽しめるようになりました。

この変化は、私にとって「感動」以外の何物でもありませんでした。かつて私をあれほどまでに悩ませた電波ストレスが、嘘のように消え去っていたのです。

そして嬉しいことに、一度解約したユーザーでも、楽天モバイルのキャンペーンは問題なく適用されました。

後述する「従業員紹介キャンペーン」を利用し、14,000円分のポイント還元を受けて再契約することができました。

手続きもeSIMを選んだため、オンラインで申し込み後、わずか10分程度で開通完了。あの頃の苦労が嘘のような手軽さでした。